八尾市のおすすめの内視鏡検査の内容や所要時間とは?

内視鏡で発見できる疾患とは
内視鏡検査とは、先端にカメラを内蔵した細長いスコープを体内に挿入することで食道や胃、十二指腸、大腸の疾患を直接目で確認し、観察できる検査です。各部の疾患の中でも特に「がん」の早期発見に非常に有効とされ、各市町村では受診できる年齢などの条件はありますが、無料や格安で検査を実施しているほどです。
がんの他には、ポリープや逆流性食道炎、ピロリ菌の感染、潰瘍性大腸炎や直腸カルチノイドなど数多くの疾患を発見することができます。
診療の手順と所要時間について
内視鏡検査を希望する場合、基本的には消化器内科などを受診し、診察を受けてから検査への申込を行います。胃や大腸の内視鏡どちらの場合でも、前日の夜から絶食を行い、大腸内視鏡の場合には下剤の服用もあります。
カメラを体内に挿入し、確認や観察が行われる時間は約10分程度です。ただし検査前の準備に加え、鎮痛剤などの麻酔を用いる場合には投薬等の時間、そして検査後のリカバリー時間を含めると、検査の所要時間は胃内視鏡検査は1~2時間、大腸内視鏡検査で2~4時間を目安にしてください。
リスクや副作用の可能性と対策
内視鏡検査で起こるリスクや副作用には、スコープによる感染症、喉頭や腸管の穿孔、麻酔剤や鎮静剤を使用した場合のアレルギーショックや低血圧が挙げられます。喉頭の損傷や穿孔は10万人に3人、腸管の出血や穿孔は1万人に4人の割合のため非常に稀と言えますが、全くのノーリスクではないことを理解しておきましょう。
病気や薬の種類によっては出血が止まりにくかったりするため、持病などがあったり、常に服用している薬がある場合には、事前にお医者さんに伝えておきましょう。