八尾市で内視鏡検査の結果外科手術が必要になったらどうするべきか?

専門医による手術適応の判断が必要

多くの消化器医院で内視鏡検査を行っていますが、担当する医師が内視鏡手術に精通しているかの判断は難しいです。内視鏡のエキスパートであるかどうかの判断基準として、「日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医」、もしくは「消化器病専門医」という資格の有無を確認するのがおすすめです。

特に消化器内視鏡専門医は、内視鏡に関するさまざまな要件の試験に合格した医師だけが保有できる資格のため、手術をお願いするかどうかの判断をする目安にできます。

ポリープ切除や腫瘍切除などの低侵襲手術

消化器内にできたポリープや腫瘍を取り除くためには、開腹手術・腹腔鏡手術・内視鏡手術の3つの選択肢があります。もちろん、腫瘍などができた部位や大きさによっては開腹手術のみとなりますが、低侵襲手術である内視鏡手術を選択することで、できるだけ身体への負担を減らし、治療後のQOLを高めることもできます。

検査中に切除した方がよいと思われる小さなポリープであれば、検査中にそのまま内視鏡的切除術を行い、入院せずに手術を完了できる場合も多いです。

開腹手術が必要な場合の準備と心構え

内視鏡検査の結果、開腹手術が必要だと判断された場合には、治療内容にもよりますが2~3週間の入院が必要になると考えておきましょう。緊急性がない場合には、仕事や家族などと相談し、入院する日程を決定してから入院日までに必要なものを準備できます。

また、あらかじめ限度額適用認定証の交付を受けておくと、窓口負担額が高額になった場合に、自己負担限度額までに抑えることができるので安心です。※マイナンバーカードの健康保険証の利用で交付が免除されます

関連記事