八尾市のおすすめの大腸がん検診に内視鏡を取り入れることの意義と効果について

大腸がんの発生要因と症状の特徴

大腸がんは喫煙や飲酒、肥満などの生活習慣と深い関わりがあります。特に女性の場合、加工肉や赤身肉を多く摂取すると、大腸がんになるリスクが高まってしまいます。また、がんは遺伝性がある病気ですので、家族に大腸がんに罹った人がいると、大腸がんになる傾向が高くなります。

大腸がんは早期の段階では、ほとんど自覚症状はありません。ある程度進行すると、血便や便秘や下痢、便が細くなる狭小化や腹痛、嘔吐に貧血などの症状があらわれます。

内視鏡による大腸がんの早期発見率

2022年に公表された全国がん登録データによると、2019年の大腸がんの罹患数は15万5,000人を超え、がん罹患者は大腸がんが1位です。大阪市が公表している「府内市町村のがん検診における検診受診率やがん発見率等の資料」では、八尾市の令和3年の大腸がん検査の受診者の中で、0.3%の人に大腸がんが発見されました。

数値では少なく感じるかもしれませんが、検査を受けたうちの1000人中3人から大腸がんが発見されたとなると、内視鏡検査の重要さが分かるかと思います。

がん予防のための生活習慣改善ポイント

国立がん研究センターをはじめとするがん予防研究グループでは、日本人のがんの予防にとって重要な「禁煙・節酒・食生活・身体活動・適正体重の維持」の5つの改善可能な生活習慣に、「感染」を加えた6つの要因を取りあげ「日本人のためのがん予防法(5+1)」を定めています。

例えば食生活では1日あたりの塩分摂取量を男性は7.5g未満、女性は6.5g未満にする、1日60分程度の歩く運動をするなど、科学的根拠に基づいた改善ポイントのため、ぜひ一度確認してみましょう。

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