八尾市の内視鏡検査が疾病予防に果たす役割とは？早期発見の重要性

2024/06/26

定期的な内視鏡で病気のリスクを低減

一般的に胃や大腸、食道などで起こる疾患は初期症状がなく、発見が遅れがちです。消化器系の臓器は壁が非常に薄いため、CT検査やMRI検査、超音波検査などでは消化管の内部にできた病変を検出することが困難で、早期発見には内視鏡検査が非常に適しています。

内視鏡はお医者さんが目視で消化管の内部を確認してくれるため、粘膜に発生した些細な変化も発見することができます。定期的に内視鏡検査を受ければ、変化にも気づきやすく、病気リスクを軽減できます。

無症状の段階で異常を発見するメリット

内視鏡検査で早期に疾病を発見した場合、例えばそのまま内視鏡で疾病部分を切除できれば治療も簡単に終了し、術後の傷跡も残りません。また、術後はすぐに普通の生活ができるため、身体的にも費用的にも負担が少なくなるメリットがあります。

また、がんなどが発症してから治療を行うことになれば、長期の入院や高額な費用が必要になります。しかも進行状況によっては完治できないなど、命の危険に繋がってしまう可能性も高くなってしまいます。

予防を目的としたチェックの適切な間隔

内視鏡検査は、40代になったら一度は受けておきたい検査です。その理由は、40代になると急に胃がんや大腸がんのリスクが高まるためです。

内視鏡検査の頻度に関しては患者さんの症状やお医者さんの考えなどにより違いがありますが、一般社団法人日本消化器内視鏡学会の意見を参考にすると、初回の検査で異常なしの場合、胃の内視鏡は2～３年に１度、大腸の内視鏡は3～5年に１度が推奨されています。八尾市で実施している内視鏡検査も併用しながら、適切な間隔で検査を受けられるようにすると安心です。